[2020_10_15_04]福島第一原発の処理水を「海洋放出しないで」、全漁連が環境相に要請(TBSNEWS2020年10月15日)
 
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福島第一原発の処理水を「海洋放出しないで」、全漁連が環境相に要請

 調整が難航している福島第一原発の放射性物質を含む水の処分をめぐり、漁協の全国団体が小泉環境大臣を訪れ、海洋放出しないよう要請しました。
 東京電力福島第一原発では、汚染水の浄化で取り除けない放射性物質トリチウムを含む水がタンクにたまり続け、2022年までに満杯となる見通しとなっています。
 この水の処分をめぐり、15日、漁協の全国団体「全国漁業協同組合連合会」などが小泉環境大臣を訪れ、「海洋放出されれば風評被害は必至で、我が国の漁業の将来に壊滅的な影響を与えかねない」などとして、海に放出しないよう要請しました。
 この水の処分方法については調整が難航していますが、菅総理は先月、速やかに方針を決める考えを示しています。(15日18:42)
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