[2014_04_30_03]福島原発 凍土壁着工不透明に 規制委、実現性強い懸念(東奥日報2014年4月30日)
 
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 政府や東京電力が福島第一原発の汚染水問題の抜本的対策と期待する「凍土遮水壁」の工事の行方が不透明になっている。東電は6月にも本格着工し、7年後までに建屋への地下水の流入を止めたい意向だが、前例のない大規模な計画には、安全性を審査する原子力規制委員会からも「説明不足」などの声が漏れ、実現性への懸念も強い。(中略)
 凍土壁は1〜4号機の周囲の土壌を凍らせた壁で、原子炉建屋などへの地下水流入を抑える。汚染前の地下水をくみ上げて海に流す「地下水バイパス」や、建屋周辺で地下水をくみ上げる井戸「サブドレン」とともに、汚染水対策の柱とされる。
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