【記事18024】ひずみ集中帯で多発 「中越は活動期」証明 海底断層調査は不十分(毎日新聞2007年7月17日) |
※以下は上記本文中から重要と思われるヶ所を抜粋し、テキスト化したものである 今回の地震(新潟県中越沖地震)は、プレート(岩板)内部の浅い所で起きた直下地震だ。04年10月の新潟県中越地震と今年3月の能登半島地震と同じタイプといえる。(中略) また、専門家からは、中越地域の地下構造の詳細な調査を求める声も強い。今回の震源は海底で、政府の地震調査研究推進本部による活断層調査の対象から外れていた。震源の東側には長岡平野西縁断層帯があるが、陸上より調査が難しいからだ。 溝上恵・東京大名誉教授(地震学)は「今回も中越地震も隠れた断層が動いて発生した。この地域では今後も同様の事態が考えられ、きちんとした調査と評価が必要だ」と指摘する。 |