[2018_03_26_03]台風時は屋内退避を優先 川内原発の避難計画改定(日経新聞2018年3月26日)
 
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台風時は屋内退避を優先 川内原発の避難計画改定

 政府と鹿児島県は26日、九州電力川内原発(同県薩摩川内市)の周辺自治体の住民避難計画を改定した。原発事故で避難が必要になっても、台風により外に出ると命に危険が及ぶような場合には、自宅などへの屋内退避を優先すると定めた。
 熊本地震の経験を踏まえ、30キロ圏内で地震による家屋倒壊などで屋内退避が難しい場合は、別の丈夫な避難場所や30キロ圏外の避難先に移動すると定めた。30キロ圏内の離島住民が島内避難できない場合に備え、本土に船で避難する際の避難経路なども盛り込んだ。
 2014年9月に川内原発周辺の避難計画を取りまとめて以降、計画の改定は初めて。〔共同〕

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