[2019_02_08_03]女川原発2号機「再稼働の是非問う」県民投票の実現へ 約11万人分の署名簿を提出し直接請求(仙台放送2019年2月8日)
 
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女川原発2号機「再稼働の是非問う」県民投票の実現へ 約11万人分の署名簿を提出し直接請求

 女川原発2号機の再稼働の是非を問う県民投票の実現を目指す市民グループが、8日、村井知事宛てに約11万人分の署名簿を提出し、県民投票条例の制定を「直接請求」しました。
 市民グループは、8日、集まった署名簿を佐野副知事に提出し、県民投票条例の制定を直接請求しました。
 市民グループでは去年10月から、女川原発2号機の再稼働の是非を問う「県民投票」の実現を目指し2ヵ月間、署名活動を続けてきました。
 その結果、直接請求に必要な約3万8000人を大きく上回る、11万1743人分の署名が有効と確定しました。

宮城県 佐野好昭 副知事
 「県民11万人の署名による請求ですので、その意義を受け止め、県議会への付議に向けてしっかりと準備をして参りたい」

市民グループが作成した県民投票条例案です。
 これによりますと、県民投票に参加できるのは18歳以上の宮城県民で、投票方式は再稼働に賛成か、それとも反対かの2択です。
 賛成票、もしくは反対票が有権者総数の4分の1を上回った場合、知事と県議会は、再稼働に県民の意思が正しく反映されるよう努めるようにと規定しています。
 村井知事は、この県民投票条例案に自らの意見を付けた上で、今月13日開会の県議会2月定例会に提出し審議されます。
 つまり最終的には、県議会が「県民投票条例」の可否を判断することになります。

みんなで決める会 多々良哲 代表
 「宮城県議会においても、この署名に込められた県民の願いを受け止めた十分な審議を尽くして頂きたいと思う」

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