[2019_03_15_02]「県民投票」実施せず 県議会で否決(TBC東北放送2019年3月15日)
 
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「県民投票」実施せず 県議会で否決

 東北電力・女川原子力発電所2号機の再稼働の是非を問う「県民投票条例案」は、15日の宮城県議会で与党の反対多数で否決されました。これにより、11万を超える署名が求めた「県民投票」は、実施されないことが決まりました。
 午後3時から始まった宮城県議会の本会議。旧民進系会派など、野党4会派が連名で提出した修正案について、提案理由が説明されました。その後、野党会派の議員が、条例案に賛成の立場から、自民会派の議員が、反対の立場からそれぞれ討論しました。
 そして迎えた採決。「修正案」「原案」ともに、賛成21反対35で否決されました。議会中、賛否の明言を避けてきた村井知事は、「私の賛否は当初の通り申し上げるべきでない。(否決によって)決して県民の意見がないがしろにされるというわけではない」と述べました。
 8年前の福島第一原発事故の後、原発稼働の是非を問う「住民投票条例案」が議会で否決されたのは、全国で6件目で、可決成立はひとつもありません。
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