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女川原発の広域避難計画…市民団体「非現実的」公開質問〈宮城〉
　女川原子力発電所の重大事故を想定した広域避難計画について、市民団体が「非現実的」とする公開質問状を県と石巻市に提出し、勉強会を開きました。
　公開質問状を提出したのは、再稼働に反対する「女川原発の避難計画を考える会」のメンバーです。
　会によりますと、現在の計画では交通渋滞により避難所にたどり着けないほか、避難する際のバスや運転手を十分に確保できないなどの問題があり、「実効性に疑いがある」と説明を求めています。
　女川原発の避難計画を考える会 原伸雄 代表
　「避難計画はこの程度でやっていればいいみたいな、そんな認識があったらとんでもないことだ」
この会が、県と石巻市に質問状を提出するのは、今回が３回目で、７月中の回答を要請しています。