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40年超えた原発の稼働に…地元の高浜町が「同意」へ　一方で…”中間貯蔵施設”の見通しは立たず
　関西電力・高浜原発１、２号機について、福井県高浜町が再稼働に同意する方針です。
　40年を超えた原発の稼働に、立地自治体が同意するのは全国初です。
　関西電力は、高浜原発の１号機について今年３月ごろ、２号機は５月ごろの再稼働を目指しています。
　福井県高浜町と梶山経済産業大臣がリモートで会談を行い、町は地域振興策を確認した上で再稼働に同意する方針です。
　運転開始から40年を超えた原発の稼働に立地自治体が同意するのは全国で初めてです。
　一方、福井県は同意の条件の一つとして、原発から出る使用済み核燃料の「中間貯蔵施設」の候補地を関西電力が示すよう求めていますが、見通しは立っておらず、再稼働を巡る行方は不透明なままです。