[2021_02_19_02]福島第一原子力発電所 1号機および3号機原子炉格納容器における水位低下について(東京電力2021年2月19日)
 
参照元
福島第一原子力発電所 1号機および3号機原子炉格納容器における水位低下について

<参考資料>2021年2月19日東京電力ホールディングス株式会社福島第一廃炉推進カンパニー

【概要】
・原子炉格納容器水位、温度等のパラメータを監視していたところ、昨日(2月18日)、1号機の原子炉格納容器水位に低下が確認されたことから、他のパラメータを確認したところ、1号機において2月15日以降、3号機において2月17日以降、原子炉格納容器温度計の一部に低下傾向が見られました。
・このため、2月18日から、関連パラメータを評価していたところ、本日(2月19日)、1号機および3号機において原子炉格納容器水位が低下傾向にあると判断しました。

・なお、原子炉圧力容器底部温度、格納容器ガス管理システムの放射能(希ガスモニタ含む)、敷地境界のモニタリングポストおよびダストモニタ、構内ダストモニタに有意な変動は確認されていないことから、外部への影響はないものと判断しております。

・2月13日の地震後の点検において、原子炉注水設備のパラメータおよび目視点検においては異常は確認されておらず、原子炉への注水は適切に行われていることを確認しており、また、原子炉格納容器水位低下の要因として、地震による原子炉格納容器損傷部の状況変化も考えられることから、引き続き、パラメーターを注視して監視してまいります。

・なお、原子炉建屋水位については現状で有意な変動は確認されておりませんが、パラメータの詳細評価および監視を行ってまいります。

(後略)
KEY_WORD:福1_地震による水位低下_:FUKU1_: