[2021_02_25_06]福島・宮城震度6強で初の死者 福島市50代、大量の本の下敷き(毎日新聞2021年2月25日)
 
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福島・宮城震度6強で初の死者 福島市50代、大量の本の下敷き

 福島、宮城両県で最大震度6強を観測した13日深夜の地震で、福島市は25日、市内の50代男性が死亡していたと発表した。この地震で死者が確認されたのは初めて。
 市によると、男性は1人暮らし。23日、連絡が取れなくなったことを不審に思った家族が自宅を訪ねたところ、自室で大量の本の下敷きになっているのを発見したという。死因は圧迫による窒息死だった。市は24日、死亡推定時刻が地震発生時間と近いことなどから地震による死者と判断したという。福島市では当時、震度6弱が観測された。
 総務省消防庁のまとめ(22日現在)では、地震によるけが人は、福島県の100人、宮城県の63人など10県で185人確認されている。死者や行方不明者はその時点ではゼロとされていた。【渡部直樹、寺町六花】
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