[2021_02_26_05]〈柏崎刈羽原発〉また“工事未完了”判明… 相次ぐトラブルに再稼働の見通し立たず【新潟】(NST新潟総合テレビ2021年2月26日) |
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26日、柏崎刈羽原発7号機で新たに安全対策工事の一部が完了していなかったことが分かりました。 東京電力によりますと、新たに未完了が判明したのは7号機の原子炉建屋の地下1階と地下2階を貫通する配管の貫通部分の水漏れを防ぐ工事です。 この配管は原発で重大事故が起きた際に原子炉に注水する冷却装置 高圧代替注水系ポンプのものです。 柏崎刈羽原発では1月に終わったとしていた安全対策工事の一部未完了が判明したことを受け、東京電力が総点検を行っていて未完了の判明はこれで3件目です。 こうした事態を受け、東京電力は7号機の再稼働に向けた工程表を修正し、原子力規制委員会に変更を申請しました。 これまで、早ければ今年4月にも原子炉を起動しての検査が可能になり、6月には営業運転に入れる計画でしたが、修正後は3月以降の検査や営業運転の予定がすべて“未定”とされています。 相次ぐトラブルを受け、再稼働の見通しは立たない状況となっています。 |
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