[2021_04_06_03]東京電力社長 福島県知事に一連の不祥事謝罪(テレビユー福島2021年4月6日)
 
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東京電力社長 福島県知事に一連の不祥事謝罪

 6日の県庁。東電の小早川社長と幹部が直立不動で内堀福島県知事を待ちます。そして…。 
 東京電力・小早川智明社長「年初から緊急事態宣言とかでかかっておりましたので、年初のご挨拶、また3月11日に来県できなかったことにつきまして申し訳ございませんでした」 
 冒頭、小早川社長はこのように話し、福島第一原発で、地震計が壊れたまま放置されていた問題などについて、謝罪しました。
 そのうえで、「根本的な原因を究明し生まれ変わる気持ちで改革を打つ」と話しました。 
 内堀知事「相次いでトラブルが報告されたことは県民に不安や東電への不信感を与えることになりました」
 内堀知事はこう指摘し、「迅速でわかりやすい情報発信を」するよう求めました。
 こうした中、新たなトラブルも発覚しています。
 先月、第一原発構内で、詳細不明のコンテナ4基を発見。東電では当初、このコンテナの存在を把握しておらず、一緒に構内を確認した県の指摘で発覚しました。このコンテナの表面からは、最大毎時1・5ミリシーベルトの高い放射線量が測定されました。
 このほか、原発構内には、中身のわからないコンテナが4千基あることも判明しました。
 5日も、浜通りの町村をめぐっていた小早川社長。このコンテナの問題について言及しなかったことについては…。 
 小早川社長「私としても情報が出るタイミングが少しずれてしまったということもあって、今後のオペレーションの改善点だと考えておりますので」 
 そして、中身のわからない4千基のコンテナについて、「しっかりと調査し、管理するよう指示した」と説明しました。
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