[2021_04_06_07]東電社長が陳謝 福島第1原発の地震計故障(河北新報2021年4月6日)
 
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東電社長が陳謝 福島第1原発の地震計故障

 東京電力の小早川智明社長は5日、福島県浜通りの6町村を訪問し、福島第1原発の地震計故障の問題や東電柏崎刈羽原発(新潟県)での核物質防護の不備について謝罪した。
 各町村で小早川社長は「不安や不信を与えてしまい申し訳ない。安全文化や企業体質の問題を洗い出したい」などと陳謝。一連の不祥事で東電は事業存続の危機にあるとの認識を示し、「福島の復興と原発の廃炉の責任を果たすため、生まれ変わるつもりで改革を進めたい」と述べた。
 小早川社長は富岡、楢葉、広野各町と川内村でも謝罪。終了後の取材に「情報公開の遅れや不十分さについて特に批判や意見を頂き、反省したい。今後できる限り私自身が福島に足を運び、対話の上で事業を立て直していきたい」と語った。
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