[2021_04_23_09]三沢基地と三沢市消防本部による三沢対地射爆撃場で発生した火災の鎮火について(米空軍_NEWS_RELEASE2021年4月23日)
 
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三沢基地と三沢市消防本部による三沢対地射爆撃場で発生した火災の鎮火について

 米軍三沢基地−4月22日午後7時30分頃、三沢対地射爆撃場において通常訓練が開始され、その後2件の火災が発生し、米空軍第35施設隊、航空自衛隊第3航空団並びに三沢市消防本部から消防隊が出動、消火活動を行い、火災は鎮火しました。
 この火災による基地や民間建造物への被害、またその恐れはありませんでした。本火災は第35作戦支援隊所属の射場関係者が火災発生後直ちに通報したことにより、迅速な消火活動が行われ、鎮火しました。
 この火災は射爆撃場内の林野部に排出された高温の薬莢が原因で発生しました。消防関係者は本火災の深刻度は低いものであると判断しました。このたびの火災は米空軍、航空自衛隊並びに三沢市消防関係者にとって二国間、また民間火災に対処するための訓練にもなりました。
 第35戦闘航空団副司令官ティモシー・マーフィー大佐は以下のように述べています。
 「三沢対地射爆撃場の安全な運用は我々にとって最優先事項であります。本射爆撃場の運用責任者は、火災を鎮火に導くため、迅速な対応をとりました。三沢市及び空自双方の消防隊員によるご支援に感謝申し上げます。この度の火災を教訓とすべく、我々は一つのチームとして共同で消火活動にあたりました。」
 三沢対地射爆撃場は北日本において主要な空対地訓練場であります。米軍とパートナー国は本射爆撃場において敵防空網制圧、射爆撃、戦闘時の捜索・救難、生存、回避や耐性、脱出能力向上のための訓練を実施することにより、任務領域での共同及び多国間の即応準備態勢を強化しています。
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