[2021_04_30_03]「原発処理水の海洋放出は極めて遺憾」福島の農林水産業者や消費者団体が反対の共同声明(福島テレビ2021年4月30日) |
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福島第一原発の処理水を海に放出して処分する政府の方針に対し、福島県内の農林水産業者や消費者の団体が反対の共同声明を出した。 福島県農業協同組合中央会・菅野孝志代表理事会長話:「不安や風評被害が発生せず、本県漁業・水産業をはじめ全ての産業において復興が阻害されず着実に進展していけるということに確信が持てるまでは、海洋放水に反対する」 共同声明を出したのは、県漁連やJA福島中央会などで作る団体。 声明では、処理水を海洋放出する方針の決定について「関係者の理解なしには如何なる処分も行わないという約束を反故にする極めて不誠実な決定で極めて遺憾」と厳しく非難している。 福島県漁業協同組合連合会・野崎哲代表理事会長:「共同宣言を発出して頂いた事、改めて心強い連帯の証しとして、感謝を感じながら今後に続けていきたいと思います」 団体では、共同声明の国への提出を検討しているほか、「常磐もの」の販売強化など漁業者支援も行う予定。 |
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