[2021_05_13_03]原発作業でがん、認めず 原告の請求棄却 札幌地裁(時事通信2021年5月13日) |
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東京電力福島第1原発事故の収束作業で被ばくし、がんを発症したとして、札幌市の元作業員の男性(63)が東電など3社に計約6500万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が13日、札幌地裁であり、高木勝己裁判長(中野琢郎裁判長代読)は原告の請求を棄却した。 原告側は控訴する方針。 高木裁判長は、原告ががんの確定診断を受けたのは業務開始から約11カ月〜1年10カ月後で、被ばくから発症までの最短期間とされる5年を大幅に下回っていると指摘。「喫煙や飲酒というリスクファクターがあった」として、業務と発がんの因果関係を認めなかった。 |
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