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公文書未作成問題　知事は意見を明言せず（福島県）
　福島第一原発の処理水に関する大臣の面会をめぐり、福島県が公文書の一部を作成していなかった問題で、内堀知事は文書の扱いについて、自身の意見は明言しませんでした。
　この問題は、処理水について政府が海洋放出の方針を決めた後、内堀知事が梶山経産大臣に県の意見を申し入れた際、面会の非公開部分について県が報告書を作成せず、共有していなかったものです。
　これについて「文書を作るべきではないか」と問われた内堀知事は次のように話しました。
【内堀知事】「いまのご意見受け止めさせていただきます。その上で、報道関係者のみなさんが退出された後の会談記録の取扱い、個別の案件ですが、担当部局に取材をしていただきたいと思います」
　内堀知事は、このように話し文書の扱いに関する自身の意見は述べませんでした。