[2021_05_20_04]規制委への不正アクセス おととしにも 情報盗まれた可能性 (NHK2021年5月20日) |
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去年、外部からの不正アクセスを受けて今もシステムを遮断して被害を調べている原子力規制委員会は、おととしにも不正アクセスがあり、職員などのアカウント情報が盗まれた可能性があると発表しました。システムの全面復旧は来年1月になる見通しだということです。 原子力規制委員会は去年10月、情報を管理しているシステムに外部から不正アクセスを受け、一部のサーバーに侵入された痕跡が見つかりました。 規制委員会は、警察に相談をするとともに現在もシステムを遮断して、漏えいした情報がないか調査を行っています。 そして20日、不正アクセスがおととし8月から9月の間にもあったと発表しました。 この時、システムに入るための職員などのアカウント情報、250件余りが盗まれた可能性があり、この情報を利用して去年10月に不正アクセスが行われたとみられるということです。 これまでの調査からは、核物質防護に関する重要情報や職員が作成した文書データなどの漏えいは確認されていないとしています。 誰が不正なアクセスをしたかは判明していないということです。 規制委員会はシステムの遮断を継続し、引き続き調査を行うとともに、新しいシステムの導入を計画していて全面復旧は来年1月になるとの見通しを示しました。 |
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