[2021_06_29_03]「復興進展する確信持てなければ…」処理水めぐり意見交換 福島県内では2度目(テレビユー福島2021年6月29日)
 
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「復興進展する確信持てなければ…」処理水めぐり意見交換 福島県内では2度目

 2年後をめどに海への放出が決まった福島第一原発の処理水をめぐり、政府は福島県内で2回目となる意見交換会を開きました。
 福島第一原発の処理水について、2年後をめどに海に放出する方針を決めたことを受け、政府は5月末以降、県内外の関係者から意見を聴く会合を開いています。
 2回目となる県内での会合には、県森林組合連合会の田子会長が出席し、「すべての産業で復興が進展すると確信が持てるまでは海洋放出には反対する」と述べました。
 県森林組合連合会・田子会長「安全が理解されないままの海洋放出がなされれば再びフクシマが思い起こされることを懸念している」
 このほか、県商工会連合会の轡田会長は、風評被害が生じた場合の損害賠償の基準を明確化するよう求めました。
 政府は次の会合を東京で開催することを検討していて、夏までに中間報告をまとめることにしています。
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