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原発排水報道に反発 「核汚染水とは違う」 中国外務省
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　【北京共同】中国外務省の正文斌副報道局長は12日の記者会見で、中国の原発の排水に含まれる放射性物質トリチウムの量が東京電力福島第1原発処理水の年間放出計画量の上限を超えていたとの共同通信の報道に反発した。「事故が起きた福島第1の核汚染水と、正常運転の原発で生じる液体とは本質的に違う」と述べた。
　中国の原発から2022年に放出された排水に含まれるトリチウム量は計19カ所の観測地点のうちの7割以上で、福島第1の放出計画の年間上限量を超えていた。共同通信は9日、中国の公式資料を基にこれを報じた。