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[2025_07_31_13]再生可能エネルギー「ポテンシャル全国イチ」の北海道 泊原発が再稼働したら…ツブしてしまう?その未来(東京新聞2025年7月31日) | ![]() |
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参照元
06:00 北海道電力泊原発3号機は、原子力規制委員会が30日に新規制基準に適合したと判断し、再稼働に向けて動き出した。一方、立地する北海道は太陽光や風力など再生可能エネルギーを導入できる潜在力で全国トップクラスとされる。道内で新工場を建設中の次世代半導体メーカー「ラピダス」やデータセンター事業者は再エネ利用に前向きだ。だが、原発再稼働が、せっかくの再エネ普及に水を差す恐れがある。(荒井六貴、浜崎陽介) ◆「デジタルインフラの中核拠点になる」 「道内の再エネ100%で運用され、日本のデジタルインフラの中核拠点となり、電力と通信の連携推進といった国家戦略の要になる」 北海道苫小牧市で4月、人工知能(AI)のデータ処理を担うソフトバンクの施設の着工を受け、鈴木直道知事は交流サイト(SNS)にそう投稿した。ソフトバンク側も「道内の再エネを100%利用する地産地消型のAIデータセンターとして、日本最大級の規模まで拡大していく」と、消費電力をすべて再エネで賄うとPRする。 また、ラピダスの小池淳義社長は2023年2月、北海道千歳市で工場建設を明らかにした際、「半導体製造に欠かせない水や、再エネが豊富」と理由を挙げた。ソフトバンクやラピダスが道内に進出する動機になっているのが、道内の再エネの潜在力だった。 ◆発電実績でも再エネの割合高く 環境省の再エネを開発できる潜在力のデータベースから、東京新聞が調べたところ、北海道は都道府県別の設備容量で、太陽光、風力、河川の水力で全国1位を誇る。全都道府県の潜在力のうち、風力は35%、太陽光は25%を占めるなど大きな可能性を秘めている。広大な土地や豊かな自然が要因だ。 経済産業省資源エネルギー庁の電力調査統計によると、2023年度の発電実績でも、北海道の再エネの占める割合は(後略) |
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