[2024_01_13_05]中電社長、中間貯蔵「丁寧に説明」・原発「変わるところなく進めたい」…山口県上関町長と面会 (読売新聞2024年1月13日)
 
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中電社長、中間貯蔵「丁寧に説明」・原発「変わるところなく進めたい」…山口県上関町長と面会

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 中国電力の中川賢剛社長は12日、新年のあいさつで山口県上関町役場を訪れ、西哲夫町長と面会した。終了後、報道陣の取材に応じた中川社長は、関西電力と共同で行う使用済み核燃料の「中間貯蔵施設」建設に向けた調査と、原子力発電所建設計画のいずれも進める考えを示した。
 村岡知事は昨年12月の定例記者会見で、町に原子力発電所と中間貯蔵施設が同時に存在することになった場合、「負担は過大」と指摘していた。
 この発言に対する見解を尋ねられた中川社長は「(中間貯蔵施設は)調査をしっかり行って計画を策定し、必要であれば丁寧に説明したい」と述べ、原発についても「変わるところなく進めたい」と答えた。
 面会は非公開で、西町長によると、中間貯蔵施設について町や周辺自治体の住民に説明を尽くすよう求めた。中川社長は「自治体の意見を聞きながら要請に応じて行っていきたい」と話す一方、現地調査に向けた森林の伐採については「準備が整い次第、始めたい」と述べた。
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