[2022_03_01_02]浜岡原発で訓練 原子炉の注水機能喪失を想定 静岡・御前崎市(テレビ静岡2022年3月1日)
 
参照元
浜岡原発で訓練 原子炉の注水機能喪失を想定 静岡・御前崎市

 重大事故に備え、御前崎市の浜岡原発で1日、訓練が行われ、原子炉の注水機能がすべて失われるという緊急事態の対応について確認しました。
 訓練は4号機のタービン発電機の故障で原子炉が自動停止し、さらに機器の故障が相次いで、原子炉の注水機能がすべて喪失するという想定で行われました。
 中央制御室を再現した「シミュレーター室」では、運転員がトラブルへの対応にあたるとともに、詳しい状況を対策本部となる緊急時対策所へ伝えます。また、原子炉の燃料を冷やすため、ポンプ車などを配管につなぎ、注水をする訓練も行われ、参加者がそれぞれの役割と連携を確認していました。
 中部電力 浜岡地域事務所・榊原浩之 専門部長「シナリオを公開しないブラインド訓練として実施した」「自分たちの力量を上げるとともに、地域の皆さんに安心してもらえるように、今後も訓練を積み重ねていきたい」
 訓練は原子力規制庁が評価し、規制委員会によって結果が公表されるということです。

KEY_WORD:HAMAOKA_: