[2016_01_14_01]東通で震度5弱 震源は浦河沖、M6.7(東奥日報2016年1月14日)
 
 14日午後0時25分ごろ、北海道と東通村で震度5弱の地震があった。気象庁によると、震源地は北海道の浦河沖で、震源の深さは約50キロ地震の規模はマグニチュード(M)6・7と推定される。この地震により若干の海面変動の可能性があるが、津波の心配はない。
 県防災消防課によると、同日午後0時50分現在、地震による被害情報は入っていない。
 震度5弱を観測した東通村の村役場担当者は取材に「一瞬強く揺れたが、しばらくしたら収まった。(庁舎内で)物が落ちたりなどの被害は無かった」と語った。下北地域広域行政事務組合消防本部によると、14日午後0時45分現在、管内の被害は確認されていない。消防車両などが出動し、警戒活動に当たっている。
 東北電力や日本原燃によると、東通村の東通原発や六ヶ所村の核燃料サイクル施設で地震による異常はな JR東日本によると、東北新幹線は地震の揺れを感知し、本県、岩手県内で運転を見合わせたが、間もなく再開した。
 各地の主な震度は次の通り。
 震度5弱=函館泊、函館新浜、新冠、浦河、浦河築地、様似(北海道)東通
▽震度4=札幌北区、札幌東区、函館尾札部、釧路音別中園、帯広、江別、千歳若草、登別桜木、石狩、中富良野、えりも岬、新ひだか、十勝清水(北海道)、八戸南郷、三沢、むつ、野辺地、おいらせ中下田、大間、東通砂子又、五戸、階上、盛岡玉山薮川(岩手)
▽震度3=青森、八戸、五所川原、十和甲つがる、中泊町役場、六ヶ所など▽震度2=弘前、大鰐など
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