[2022_10_17_02]畑中東通村長が東北電力に東通原発の早期再稼働要望(NHK2022年10月17日)
 
参照元
畑中東通村長が東北電力に東通原発の早期再稼働要望

 11年前の東京電力福島第一原子力発電所の事故のあと運転を停止している、青森県の東通原子力発電所について、東通村の畑中村長は、17日、事業者の東北電力の本店を訪れ、早期の再稼働などを要望しました。
 17日は青森県東通村の畑中稔朗村長が仙台市の東北電力の本店を訪れ、樋口康二郎社長に、要望書を手渡しました。
 東北電力の東通原発は11年前の福島第一原発の事故のあと運転を停止していて、現在、再稼働の前提となる原子力規制委員会の審査が続いています。
 東北電力は再来年度に安全対策工事を完了させる計画ですが、具体的な再稼働の時期は示されていません。
 畑中村長は、「村の存亡にかかわる非常に重要な課題で、強い危機感を抱いている」などとしたうえで、村の財政や経済への打撃を少なくするためにも早期の再稼働に向けて取り組んでほしいと要望しました。
 これに対し、樋口社長は「東通原発は村議会での誘致決議から半世紀にわたって、地域の皆さまと共に積み重ねてきた歴史があり、安全確保を大前提に1日も早く再稼働できるよう全社体制で取り組んでいく」と応えていました。
 要望の後、畑中村長は「原発が止まってから11年以上たって、時間の重みが年々大きくなっていることを分かってほしい」と話していました。
KEY_WORD:FUKU1_:HIGASHI_TOUHOKU_:FUKU1_: