[2023_08_23_15]関西電力・高浜原発3号機 「規制機関による対応が必要」原子力規制検査における対応区分引き下げに 去年7月以降、設備上のトラブル相次ぐ(TBS2023年8月23日)
 
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関西電力・高浜原発3号機 「規制機関による対応が必要」原子力規制検査における対応区分引き下げに 去年7月以降、設備上のトラブル相次ぐ

 2023年8月23日(水) 14:36
 関西電力の高浜原発3号機について原子力規制員会はきょう、原子力規制検査における対応区分を1段階引き下げました。対応区分が引き下げられるのは、東京電力の柏崎刈羽原発に続いて2か所目です。
 原子力規制検査では、「事業者の自律的な改善が見込める」とされる第1区分から「発電所の運転が許容されない」とされる第5区分まであり、年1回、各発電所ごとに対応区分が定められています。
 原子力規制委員会はきょう、関西電力の高浜原発3号機について、第1区分から「規制機関による対応が必要」とされる第2区分に引き下げました。
 高浜原発3号機で、去年7月からの1年間で設備上のトラブルが相次いで発生しているためで、今後、関西電力による報告書が提出された後、原子力規制庁の検査官による追加検査が行われ、有効な再発防止策がとられているかなどが確認されます。
 原子力規制検査は福島第一原発電事故の教訓を踏まえて2020年に制度が変更されていて、新制度の中で対応区分が引き下げられたのは東京電力の柏崎刈羽原発に続いて2か所目です。
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