[2023_08_25_17]「この地で事故は絶対に起こさない」 柏崎刈羽原発の稲垣所長が再稼働目指す姿勢を改めて示す(テレビ新潟2023年8月25日)
 
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「この地で事故は絶対に起こさない」 柏崎刈羽原発の稲垣所長が再稼働目指す姿勢を改めて示す

 8/25(金) 19:28配信
 福島第一原発の処理水の放出が8月24日から始まりました。柏崎刈羽原発の所長は25日の会見で「この地で事故は絶対に起こさない」と強調した上で再稼働を目指す姿勢を改めて示しました。
 東京電力・福島第一原発の事故から12年。
 たまり続けていた処理水の太平洋への放出が8月25日から始まりました。
 その期間は30年程度に及ぶ見通しです。

 日本海に面する柏崎刈羽原発。
 稲垣所長が25日の会見で決意をにじませました。
 〈柏崎刈羽原発 稲垣武之所長〉
 「風評(被害)を生じさせないという強い覚悟のもと全社一丸で対応に当たります。柏崎刈羽の地であのような事態は絶対に起こさないという思いをきのうはとにかく新たにした」
 柏崎刈羽原発は核セキュリティー上の不備が相次ぎ、事実上の「運転禁止命令」が出されています。
 しかし、東京電力は24日、敷地内にある侵入者を照らす照明が点灯していなかったと発表。監視を強化するため新たに設置した照明のうち8台が約7か月間、電源につながっていませんでした。
 所長は「未熟な部分があった」とした一方、再稼働を目指す姿勢も改めて示しました。
 〈柏崎刈羽原発 稲垣武之所長〉
 「エネルギー需給に影響を受けにくい。そして二酸化炭素を出さない原子力発電を一定割合やっていくのは必要なこと。タイミングは別ですけれどいずれかの時期に運転をするのは必要ではないか」
 柏崎刈羽原発は原子力規制委員会から4つの課題を指摘されていて、このうち1つの課題について、8月22日、「是正処置が整った」と原子力規制庁に報告しています。
KEY_WORD:柏崎_核セキュリティー違反_:FUKU1_:KASHIWA_:汚染水_: