[2023_12_01_02]原発事故と大雪災害が同時に起きたら 内閣府が対応案 県庁(NHK2023年12月1日)
 
参照元
原発事故と大雪災害が同時に起きたら 内閣府が対応案 県庁

 17時26分
 東京電力柏崎刈羽原子力発電所の事故に備える協議会の作業部会が開かれ、原発事故と大雪による災害が同時に起きた場合の対応に関する案について内閣府の担当者が説明しました。
 内閣府や県、自治体の担当者などでつくる協議会は柏崎刈羽原発で重大な事故が起きた場合に備え、課題の整理と対応策について検討を進めていて、原発事故と大雪による災害が同時に起きた場合の対応についても話し合ってきました。
 1日県庁で開かれた作業部会でその対応の案が内閣府から示され担当者が説明しました。
 この案のなかでは暴風雪など屋外に出ると命が危険にさらされるような天候の場合には、原発事故が起きてもひとまず屋内での退避を続け悪天候が収まってから避難するよう住民に求めるほか避難路の確保については、民間の事業者による除雪ができなくなった場合は自衛隊に除雪を要請し、警察や消防が避難の支援にあたるとしています。
 内閣府の担当者によりますとこの案について出席者からは「屋内待避をする意味についてしっかり説明する必要があるのではないか」といった意見が出されたということです。
 内閣府の高橋一幸地域原子力防災推進官は「今回いただいた意見を踏まえ、対応案についてさらに検討を進めていきたい」と話していました。
KEY_WORD:KASHIWA_: