[2021_10_06_06]美浜3号機 非常用発電機の1台の警報作動、自動停止(毎日新聞2021年10月6日)
 
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美浜3号機 非常用発電機の1台の警報作動、自動停止

 関西電力は6日、運転中の美浜原発3号機(福井県美浜町、出力82・6万キロワット)で同日午前9時37分、定期試験のため非常用ディーゼル発電機を起動したところ、回転数が一定以上になったことを示す警報が作動し、自動停止したと発表した。もう1台の同発電機が正常に作動することが確認できたため、運転を続けているという。美浜3号機は現行規制下で国内初となる運転開始から40年超運転を行っている。
 関電によると、自動停止は設備保護のためで、詳しい原因は調査中。このトラブルは保安規定の「運転上の制限の逸脱」にあたり、10日以内に停止した発電機の復旧が必要という。
 美浜3号機は6月に再稼働したが、今月25日が設置期限のテロ対策施設「特定重大事故等対処施設(特重)」が完成していないため、23日に運転を停止する予定。【大島秀利】
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