[2021_08_05_02]大飯原発3号機、配管に穴 冷却用の海水漏れる―関電(時事通信2021年8月5日)
 
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大飯原発3号機、配管に穴 冷却用の海水漏れる―関電

 関西電力は5日、大飯原発3号機(福井県おおい町)の配管に直径約4センチの穴が開いているのを確認し、原子力規制委員会に報告したと発表した。4日に配管から水蒸気の冷却に用いる海水が漏れていることが分かり、同社が原因を調べていた。外部への放射能の影響はないという。
 関電によると、穴が開いていたのはタービンを回した水蒸気を水に戻すために用いる、冷却用の海水が通る配管。4日午前5時すぎに警報が鳴り、調べたところ海水が漏れているのが見つかった。原子炉の冷却効率が落ちるため、出力を65%に下げた上で、漏えい箇所を調べていた。
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