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川内原発2号機“特別点検”始まる
　川内原発の運転延長を巡る議論の中、延長の申請に必要な特別点検が、川内原発2号機で、21日から始まった。
　2025年11月に原則40年の運転期限を迎える川内原発2号機。原子力規制委員会に認められれば、最長で20年運転を延長することができる。その延長の申請に必要な特別点検が、21日午後から川内原発2号機で始まった。
　特別点検は少なくとも半年以上かけて行われ、原子炉容器や格納容器から集めたデータを分析するなどして、劣化の状況などを確認するという。
　2号機は21日から発電を停止し、約5か月にわたる定期検査も始まった。1号機の特別点検については、去年10月から始まっているが、九電によると、最終的な終了の時期は2号機と同じ頃だという。
　九電は運転延長について、依然“特別点検の結果を踏まえて申請を行うか判断する”としている。