[2023_10_16_11]川内原発運転延長問う県民投票 市民グループの座り込みに県「規則で禁止」行政指導 鹿児島(南日本放送2023年10月16日)
 
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川内原発運転延長問う県民投票 市民グループの座り込みに県「規則で禁止」行政指導 鹿児島

 12:00配信
 川内原発の20年の運転延長をめぐり是非を問う県民投票を求める市民グループが、16日朝から県庁前で投票の実現を求め、座り込みをしています。
 16日朝、県庁玄関前で座り込みを始めた市民グループ。そこに県職員が声をかけます。
(県職員)「この行為自体が禁止されていることをご承知おき頂ければ」
(市民グループ・向原祥隆事務局長)「たった1人か2人こんなことしてるだけ、放っておいて、仕事に帰ったほうがいい」
「何を恐れる県民投票」と書かれたボードを手に座り込みしたのは、「川内原発20年延長を問う県民投票の会」のメンバー5人です。
 運転延長を問う県民投票は、県議会で今月23日から26日に審議が行われる見通しで、メンバーは「県民の意思を示せる機会」として実施を訴えています。
 座り込みに対し、県は「県庁の敷地内では施設の管理規則で禁止されている」とし、口頭で中止を求める行政指導をしましたが、両者の主張は平行線をたどっています。
 市民グループは今月20日まで毎日座り込みを行う考えで、県は「注意を続ける」としています。
 また、先ほど、別の市民グループが県庁で、県民投票を求める塩田知事あての申し入れをしました。
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