[2021_10_06_04]島根原発「周辺自治体」の鳥取県と米子・境港市の首長が「安全審査合格後」初の視察(松江市)(さんいん中央テレビ2021年10月6日)
 
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島根原発「周辺自治体」の鳥取県と米子・境港市の首長が「安全審査合格後」初の視察(松江市)

 中国電力が再稼働をめざす島根原発2号機に関する動きで、鳥取県と米子・境港両市のトップが6日、国の審査合格後初めての現地視察を行い安全対策などを確認しました。
 島根原子力発電所を訪れ2号機を視察したのは、平井知事と米子市の伊木市長、境港市の伊達市長の3人です。
 鳥取県側の現地視察は、2号機が国の新規制基準の適合性審査に合格してから初めてで、まず中電側が説明を行いました。
 続いて原子炉建屋に入って燃料プールなどを視察したほか、災害などの際に現場の指揮所となる緊急時対策所や津波対策の防波壁など安全対策の実施状況を見て回りました。
 島根原発から30キロ圏内の米子・境港両市と鳥取県は周辺自治体と位置づけられ、立地自治体の松江市と島根県だけが持つ再稼働の是非を判断できる権限がないため、かねてから立地自治体と同等の権限を求め続けています。
 このため鳥取県と両市は中国電力に対し、今結んでいる安全協定の改定を引き続き求めていく方針です。
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