[2013_06_06_01]北陸電が活断層否定(東奥日報2013年6月6日)
 
 北陸電力は6日、活断層の疑いが指摘されている志賀原発1号機(石川県志賀町)直下の「S−1断層」について、活断層ではないとする内容の報告書を原子力規制委員会に提出した。
 北陸電は昨年12月の中間報告でも、S−1断層が活断層であることを否定。1号機原子炉建屋脇で垂直に掘った深さ約40メートルの縦穴から、さらに断層に沿って横穴を掘り進め、採取した岩盤や土壌を分析しながら調査を続けていた。
 旧原子力安全・保安院は昨年7月、Sー1断層に関し、周辺の活断層が動いた際などに地盤をずらして安全上重要な設備に影響を与える恐れがあることを指摘。北陸電は同8月から追加調査に着手していた。
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