[2019_08_26_02]北海道電力の説明「泊原発敷地内の地層が120万年前」は12万5千年前の地層の中の小さな石のかけらの年代を指しているので誤りである 「ぶらトマリ」 泊原発周辺の地形・地層見学ツアーに参加しました 青山晴江 (たんぽぽ舎会員・再稼働阻止ネットワーク)(たんぽぽ舎2019年8月26日)
 
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北海道電力の説明「泊原発敷地内の地層が120万年前」は12万5千年前の地層の中の小さな石のかけらの年代を指しているので誤りである 「ぶらトマリ」 泊原発周辺の地形・地層見学ツアーに参加しました 青山晴江 (たんぽぽ舎会員・再稼働阻止ネットワーク)

◎ 8月24日(土)、北海道泊原発反対集会の、とまロック2019三大イベントの1つ、「ぶらトマリ」(泊原発周辺の地形・地層見学バスツアー)に参加しました。
 とまロックは3日間、その中日のイベントです。
 「ぶらトマリ」のご案内は「行動する市民科学者の会・北海道」の小野有五さんと斉藤海三郎さん。

◎ 大型バスでの巡検コースは、岩内台地、兜(かぶと)岬、共和台地など6カ所。晴れたり雨が降ったりの天気で、でも湿気なしの爽やかさ、気温は20度前後。
 砂の採取現場にできた崖の地層の前に立って、33万年前、20万年前、12.5万年前の海岸線、洞爺やニセコの火山灰、新幹線の速さで襲いくる火砕流、氷河期と温暖期の層などたくさんの説明を聞くことができました。

◎ 「北海道電力が説明した泊原発敷地内の地層が120万年前というのは、12万5千年前の地層の中の小さな石のかけらの年代を指しているので誤りである」という話や、その後の北海道電力のボーリング調査で岩内層の年代について、2018年8月に原子力規制委員会によって北海道電力の主張が否定されたことなど学べました。
◎ 説明がわかりやすくて、坂があれば違う地層があるという話もなるほどと思いました。
 泊村を通過するときに話された「原発マネーは、大型公共建築の『箱物』を作るお金のみで、現地は維持費用に困り、次の原発建設でお金を得るしかなくなる、また原発作る、その繰り返しは、原発麻薬患者を作るようなものです。」というお話も、実際にそのような原発の形をまねた村役場を見ながらで、とても印象に残りました。

◎ 雄大な景色、積丹半島に続く海、この美しい自然を見ながら、原発の罪深さを肌で感じた一日でした。
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