【記事35510】福島原発の中間報告書案を提示 規制委、事故原因を分析(共同通信2014年7月18日)
 

福島原発の中間報告書案を提示 規制委、事故原因を分析

 原子力規制委員会は18日、東京電力福島第1原発事故の原因を分析する会合を開き、津波到達より先に1号機での交流電源喪失や配管損傷が地震の揺れで起きた可能性に言及した国会事故調査委員会の見解を否定する中間報告書案を提示した。
 規制委は1号機タービン建屋の現地調査で確認した配電盤の様子のほか波高計のデータから、電源喪失は津波による浸水の時刻とおおむね一致すると判断した。原子炉建屋4階で目撃された漏水は配管の破損ではなく使用済み核燃料プールからあふれた水がダクトを通って出たものとした。
2014/07/18

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