【記事31220】こちら特捜部 淡路島地震「未知の断層」 「伊方」近く超巨大断層 「考えたら耐震設計吹っ飛ぶ」 原発被害は「想定除外」 福島事故の「最悪」生かさず 地震どこでも 現実直視を(東京新聞2013年4月16日)
 

※以下は上記本文中から重要と思われるヶ所を抜粋し、テキスト化したものである

 兵庫県・淡路島で活断層が動いた地震は、日本が「地震の巣」である怖さを見せつけた。敷地周辺に活断層がある原発は多く、中でも淡路島も横断する中央構造線は日本最大級の断層帯で、そのすぐそばに四国電力伊方原発がある。今回気になるのが「未知の断層」という言い方で、それを想定外とすることは許されない。(中山洋子、出田阿生)
 「阪神淡路より、こっちの方が強かったんちゃうんかな。何が何やら、ただ怖くて」。13日早朝に震度6弱の地震があった兵庫県の淡路島。洲本市で民宿を営む萩原浅子さん(84)は、ドーンと突き上げられるような大きな揺れに襲われた。
 1995年の阪神大震災に比べ、揺れは長く感じ、客室の壁が崩れ落ちる被害が出た。「しばらく地震が続くんかな」と心配そうに話す。
 震源は大震災の震源地から南西約30キロ。この付近でマグニチュード(M)6を超える地震は震災後は初めてだった。
 政府の地震調査委員会が開いた十四日の臨時会合で、震源地付近には深さ11〜18キロのところに南北約10キロの未知の断層があると示唆。西側が隆起する形で動いた可能性が高いと結論づけた。(後略)

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