[2020_11_09_06]韓国慶尚北道議会、福島汚染水放流中断要求決議案を採択(中央日報2020年11月9日)
 
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韓国慶尚北道議会、福島汚染水放流中断要求決議案を採択

 韓国の慶尚北道(キョンサンブクト)議会が6日、「日本政府の福島原発汚染水放流中断要求決議案」を採択した。
 慶尚北道議会の今回の決議案採択は300万人の道民と韓国国民、さらに全人類の生命と安全を守り、日本政府に汚染水の海洋放流中断を強く求めるためだ。
 決議案は日本政府が人類に深刻な災難を招く汚染水放流の動きを中断することのほか、汚染水関連のあらゆる情報の透明な公開、汚染水放流の動きに対する韓国政府の点検と対応を求める内容が盛り込まれている。この日に採択された決議案は、国会と原子力安全委員会、在韓日本大使館など関連機関に発送される予定だ。
 決議案を代表発議した朴次陽(パク・チャヤン)議員(慶州)は「汚染水の海洋放流は日本国内でも反対の世論が激しい状況だが、日本政府が無理に海洋放流を推進している」とし「300万人の道民と韓国国民の生命、安全を守るために、日本政府の福島汚染水放流中断要求決議案を用意した」と述べた。
 一方、日本政府は地上貯蔵タンクに保管中の123万トンの汚染水を貯蔵容量の限界を理由に海に放流する計画だ。
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