[2020_10_19_06]福島第一原発処理水 内水面漁連が反発の声(福島県)(福島中央テレビ2020年10月19日)
 
参照元
福島第一原発処理水 内水面漁連が反発の声(福島県)

 県内の川でサケやアユの放流事業などを行う県内水面漁業協同組合連合会では、処理水が海に放出されれば、大きな影響がでるとして、国に説明会を開くよう求めていた。

説明会では、組合員から強い反発の声があがった。
■県内水面漁連 佐川泉会長
 「しっかりした風評に対する支援、施策は十分に考えて頂かないと困る」
 特にこれから始まる県内のサケ漁を巡っては、原発事故で稚魚の放出ができなかった期間もあり遡上する個体数が減っていて、ここに風評被害が重なることが懸念されている。
 風評対策や被害の補償を求める声に対し、内閣府の職員は「持ち帰って検討する」と述べ、具体的な内容は明らかにしなかった。
 国は「処理水」について、早ければ今月27日にも処分方法を決める方向で調整していて現状、薄めて海に放出する案が有力とみられている。
KEY_WORD:汚染水_:FUKU1_: