[2020_02_20_05]「風評対策具体化を」首長らの意見相次ぐ 経産省が報告書説明(福島民友2020年2月20日)
 
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「風評対策具体化を」首長らの意見相次ぐ 経産省が報告書説明

 東京電力福島第1原発で発生している放射性物質トリチウムを含む処理水の処分方法を巡り、経済産業省は19日、いわき市で開いた廃炉・汚染水対策福島評議会で政府小委員会の報告書について県内の首長らに説明した。出席者からは具体的な風評対策の徹底や、トリチウムの理解を広めることを求める意見が相次いだ。
 政府小委が10日に報告書をまとめて以降、県内の首長が出席する会合での説明は初めて。報告書では海洋と大気(水蒸気)への放出を「現実的な選択肢」とした上で、海洋放出の利点を示しているが、処分に伴う風評被害への懸念が大きい現状が改めて浮き彫りとなった。
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