[2021_03_06_01]菅首相が福島視察 原発処理水処分「先送りすべきでない」(産経新聞2021年3月6日)
 
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菅首相が福島視察 原発処理水処分「先送りすべきでない」

 菅義偉(すが・よしひで)首相は6日、東日本大震災からの復興状況を確認するため、福島県を視察した。11日で震災から10年となるのを前に、復興に取り組む姿勢をアピールするのが狙い。首相は今年1月、新型コロナウイルス感染拡大で首都圏4都県に緊急事態宣言を再発令。地方出張を自粛しており、被災地を訪れるのは昨年12月10日に宮城、岩手両県を視察して以来で約3カ月ぶりとなった。
 首相は今春に大型商業施設がオープンする大熊町の「大川原地区復興拠点」を訪問。東京電力福島第1原発事故で2019年まで全町避難していたことを踏まえ「他の地域に避難した人たちが帰還できるよう、環境整備を応援していきたい」と表明した。
 その後、双葉町に移動してJR双葉駅前で復興状況について説明を受けた。浪江町で震災慰霊碑に献花し、世界最大規模の水素製造拠点「福島水素エネルギー研究フィールド」を見学した。
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