木曽御岳(講演資料#09/84)
 
【島村】※詳細は下記の【補足】部分を参照してください。
【補足】
・島村氏のウェブの127頁目に当写真に関するコメントがある。以下にその内容を抜粋する。写真のみ表示の場合はココをクリック。
「2014年9月27日に、木曽御獄は、突然噴火して50人以上の登山者がなくなるという戦後最大の火山災害になってしまった。
 左の写真は2014年10月10日に、長野県・蓼科から撮った御獄。山頂の左に噴煙が見える。根元は白、左上に延びている黒い雲までが噴煙である。9月の噴火時には噴煙は約7000mまで上がった。
 山頂付近に白っぽく見えるのは、今回の水蒸気爆発で噴出した火砕流であろう。右側の谷筋に見えるのも火砕流が流れた跡だと思われる。
 この山は死火山だと思われていたが、1979年に噴火して、活火山だったことが判明した。その後、死火山、休火山、活火山という区別をなくした契機になった噴火である。
 なお、蓼科から御岳までは、約63 km ある。」