【記事88590】組織罰を実現する会、東電判決に「役員の弁解そのまま是認 極めて不条理な判決」(毎日新聞2019年9月19日)
 
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組織罰を実現する会、東電判決に「役員の弁解そのまま是認 極めて不条理な判決」

 東京電力福島第1原発事故を巡り、業務上過失致死傷罪で強制起訴された東電旧経営陣の勝俣恒久元会長(79)、武黒一郎元副社長(73)、武藤栄元副社長(69)の3被告に無罪が言い渡された19日の東京地裁判決。判決を受け、JR福知山線脱線事故(2005年)や中央自動車道笹子トンネル事故(12年)の遺族らでつくる「組織罰を実現する会」は「役員たちの弁解をそのまま是認する極めて不条理な判決だ」と批判するコメントを出した。「重大事故の責任が追及されないまま放置されると、新たな重大事故発生の誘因になる」とも指摘し、企業や法人に刑事罰を科す「組織罰」の必要性を訴えた。【望月靖祥】
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