【記事18819】高精度調査は不要 原子力安全・保安院 国の部会に報告 柏崎原発沖海底断層(新潟日報2008年6月28日)
 

※以下は上記本文中から重要と思われるヶ所を抜粋し、テキスト化したものである

 保安院は当初、地下構造を立体的に把握できる高精度の「三次元調査」を実施する予定だったが悪天候で断念。平面的にとらえる「二次元調査」に変更した経緯がある。
 保安院は、海底に発した音波の間隔を短くし、密度の濃いデータを取ったと説明。「得られた情報量は多く、三次元的な調査は実施できた」として三次元調査は不要との考えを示した。
 これに対し、同部会委員の岡村行信・産業技術総合研究所活断層研究センター副センター長は「本当の意味での三次元ではない。実際の地下構造が明らかになるようデータの分析方法を検討してほしい」と要望した。

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