【記事18087】クローズアップ2007 不信深める自治体 重なる火災通報遅れ 東電社長に 市長「5回目ですよ」 3件増え損傷53件 柏崎原発に停止命令(毎日新聞2007年7月19日)
 

※以下は上記本文中から重要と思われるヶ所を抜粋し、テキスト化したものである

 「5回目なんですよ。火災がたび重なっている」。柏崎市の会田洋市長は18日午前、市役所内で使用停止命令書を手渡した後、東京電力の勝俣恒久社長に対して、言葉を荒らげた。
 実際、柏崎刈羽原発での火災は今回に限ったことではない。今年1月以降4件相次ぎ、4月4日に5号機内のビニールシートが焼けた火災では、市への通報は発生から約3時間後だった。今回の火災でも、市への連絡は約20分後。さらに、トラブルが相次いで発覚した。「安全上問題ない」と陳謝し続ける勝俣社長に、会田市長は、いら立ちを隠せない様子だった。

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