【記事10287】新潟の復旧作業 急ピッチに タンク、やっと下火 対策本部 まず水道修理急ぐ 消火はなお困難 水不足で作業は一進一退(毎日新聞1964年6月18日)
 
 

※以下は上記本文中から重要と思われるヶ所を抜粋し、テキスト化したものである

(前略)火元となった45000KL入りのタンク2基、30000KL入り3基の重油タンクは下火となり、巨大なタンクはくずれ落ちて溶け、ほとんど跡形もなく、広い敷地だけが一面に燃え続けている。この消火活動で一時は危険となった付近のガソリン、灯油タンク9基(45000KL)と酸素、水素ボンベ92本は誘爆を免れている。
 住宅街に延焼した火災も、その後全くおさまり、他の民家への延焼の恐れもなくなった。地震発生以来40数時間ぶりで、新潟の上空を覆っていた黒煙もようやく晴れてきた。(後略)

新潟地震被害状況(18日午後1時警察庁調べ)

新潟県 秋田県 山形県 福島県 宮城県 長野県 群馬県 石川県 島根県
死者 12 4 9





25
負傷者 267 24 79 12 1 2 1

388
行方不明 11







11
家屋全壊 729 3 347 8




1087
家屋浸水 19418 115 40



3 1 19577
鉄道被害 63 8 23 5 5 1 1

108
被災世帯数 18977 47 1088 16




20128
被災者概数 89955 180 5588 90




95793
家屋焼失 357







357
KEY_WORD:NIIGATA1964_:田中角栄大蔵大臣:昭和石油:池田勇人首相: