[2018_01_17_02]被ばく線量の目安検討=「毎時0.23」実測と合わず−規制委(時事通信2018年1月17日)
 
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被ばく線量の目安検討=「毎時0.23」実測と合わず−規制委

 原子力規制委員会は17日の定例会合で、東京電力福島第1原発事故後に事実上の安全基準として浸透している空間放射線量「毎時0.23マイクロシーベルト」の妥当性を検討する方針を示した。更田豊志委員長は「事故後は手探りで保守的に設定したが、いつまでも改めないのは問題だ」と述べた。
 政府は原発事故後、避難指示解除の基準として、事故による追加被ばく線量を年間20ミリシーベルト以下とし、除染などで実現する長期目標を同1ミリシーベルトに設定した。毎時0.23マイクロシーベルトは、ここから逆算した試算値だが、福島県内では安全の目安と受け止められている。(2018/01/17-19:20)

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