[2019_01_16_03]原子力規制委、警報ない津波の影響調査=関電高浜原発で(時事通信2019年1月16日)
 
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原子力規制委、警報ない津波の影響調査=関電高浜原発で

 インドネシア・スンダ海峡で昨年12月に津波が起きた際、現地で警報が出なかったことを受け、原子力規制委員会は16日、関西電力高浜原発(福井県)について警報が出ない津波が起きた場合の影響を調べることを決めた。同原発では警報に基づき取水路の門を閉じる対策を取っており、調査が必要と判断した。
 気象庁は、地震の規模などを基に津波を予測して警報を発表している。一方、海底の地滑りや火山噴火など、地震以外が原因の場合は警報が発表されない可能性がある。
 高浜原発は警報が発表されると取水路の防潮ゲートを閉める仕組み。海底地滑りによる津波の場合、警報が出ずゲートが開いたままとなる恐れがあるが、原発敷地内が浸水するかは推計されていない。(2019/01/16-21:58)

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