[2019_04_18_02]テロ対策施設間に合わず川内・玄海原発停止の可能性(九州朝日放送2019年4月18日)
 
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テロ対策施設間に合わず川内・玄海原発停止の可能性

 九州電力などが、原発に義務付けられたテロ対策施設の設置が間に合わないとの見通しを示しました。これにより、現在稼働中の原発7基が停止する可能性が出てきています。
 原発にはテロ対策施設の設置が義務付けられていて、工事計画の認可から5年間、施設の設置に猶予が与えられていました。しかし、九州電力など3社はこの施設の設置が最大3年遅れるとして、原子力規制委員会に猶予期間の延長を求めました。
 九州電力によりますと、川内原発1・2号機が約1年、玄海原発3・4号機も具体的な見通しは立っていませんが、遅れるとしています。委員からは「期限の見直しはあり得ない」という意見も出ていて、最も早く期限を迎える川内原発1号機では来年3月にも停止する可能性が出てきました。

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