[2021_01_26_04]〈柏崎刈羽原発〉“ID不正使用”“避難”に批判・不安の声相次ぐ【新潟】(NST新潟総合テレビ2021年1月26日)
 
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〈柏崎刈羽原発〉“ID不正使用”“避難”に批判・不安の声相次ぐ【新潟】

 柏崎刈羽原発をめぐっては7号機が国の審査にすべて合格し、安全対策工事も完了。再稼働に向けて地元の同意が焦点となっています。
 こうしたなか、東京電力は柏崎刈羽原発の安全対策や今後のスケジュールに関する住民説明会を開催。
 1回目となる25日は柏崎市で開かれ、新潟本社の橘田昌哉代表が去年9月に原発所員が他人のIDカードを使って不正に中央制御室に入っていた問題について謝罪しました。
 しかし、住民からは公表の遅れを含め、この問題に対する批判が相次ぎました。

【参加した住民】
 「核防護規定をみずから作ってみずから破った。(約4カ月公表されず)隠したいという思いがあったのでは」
 「(不正に)中央制御室に入るというのは、東京電力の(安全対策をしてきたという)これまでの説明とまったく違う」

【東京電力 新潟本社 橘田昌哉 代表】
Q.公表しなかった理由は
 「そういった問題に関しては、まねをする模倣犯が出ることを懸念した。頂いた意見をきちんと受け止め安全性向上に取り組みたい」
 また、こんな意見も…

【参加した住民】
 「豪雪で地元の道路は今月12日から14日まで大混乱」
 “大雪の際にも安全に避難できるのか”という不安の声もあがりました。
 この説明会は、今後県内4か所で開催される予定です。

NST新潟総合テレビ
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